弁護士・法律事務所の選び方について |大阪 東京の弁護士事務所なら海星事務所

弁護士・法律事務所の選び方について

 

知り合いから「弁護士や法律事務所をどうやって選んだらいいの？」と聞かれることがたまにあります。また「弁護士によって、裁判で勝ったり負けたりするの？」と聞かれることもあります。

 

 

この疑問に対する答えは様々なんでしょうが、私（表宏機）は次のようにお答えしています。

「『話しやすい』『親しみやすい』と感じる弁護士・法律事務所を選んだらよいと思いますよ。」

「弁護士によって勝ち負けが変わる案件もなくはないと思いますが、ごく少数だと思いますよ。」

 

 

依頼者さんと弁護士（法律事務所）の関係も結局人と人との関係ですので、相性が一番大事だと思います。どれだけ優秀な弁護士であっても、依頼者からみて「話しにくい」「親しみを持てない」のであれば、委任はやめておいた方がよいと思います。

まして、弁護士に何かを依頼するときというのは、一般の方にとっては人生で1度か2度あるかないかの大きな出来事でしょうし、ビジネスの場面でも大きな金額が動く場合が多いでしょうから。

弁護士法人海星事務所では、初めてご依頼いただくお客様には、ご相談内容に応じて、一般的な法律や制度の説明を行い、具体的に相談された案件についての見通しをできるだけ丁寧に説明するようにしています。

お客さまの中には、その段階ですぐに「海星事務所に依頼したい」とおっしゃっていただけます。

そういうときでも、私たちは、案件の受任を急がず、「もしご家族（ビジネスの場合は他の役員様）と相談されたり、別の弁護士の意見を聞いたうえで判断したいということでしたら、受任するかどうかはその後でも良いですよ。依頼者と弁護士の関係や相性はとても大切ですので、しっかりご検討頂いてからのお返事でかまいませんよ。」とお伝えするようにしています。

なぜ、このように十分な検討を頂いてから受任をするかと言いますと、依頼者様が冷静にしっかり検討いただいてから受任をさせていただいた方が、その後のコミュニケーションも円滑に進み、信頼関係を構築できて、結果、長いお付き合いができることが多いからです。

 

昨今、弁護士や法律事務所の競争も激しくなり、ホームページなどでの広告宣伝活動も積極的に行われるようになりましたが、消費者・事業者のみなさん、案件を相談したり、依頼したりする際は、慌てずに、相談相手の弁護士（法律事務所）としっかりコミュニケーションをとってください。そして弁護士の能力も大事かもしれませんが、最後は「話しやすいか」「親しみやすいか」という観点から、納得がいく段階に至って初めて依頼をされたら良いかと思います。

もちろん、弁護士法人海星事務所へご相談いただくときも同じです。しっかりじっくり話をして、「話しやすいか」「親しみやすいか」という観点で納得されてから、ご依頼いただければと思います。

今回は、「弁護士・法律事務所の選び方」について少しお話しさせていただきました（表宏機）。